J.Alan Sandblasted Fish 502 11
Length: 110mm.
Weight: 40 g.
Bowl Height: 36 mm.
Chamber Depth: 31 mm.
Chamber Diameter: 19 mm.
Outside Diameter: 39 mm.
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J.Alanでは初のエステートです。
eBayで落札しました。
光度が高くて真っ白に見えますが、シャンクエンドの素材は骨のような素材で、
実際は色のついてる部分や黒い点のある部分もあります。
手持ちの中では一番小さなJ.Alanパイプで、軽くコロンとしていてかわいいパイプです。
また私の中での一番のポイントは、エッジが左側にあることでしょうか。
私は基本的に左手持ちなので、どちらか選べるならエッジは左にあってくれたほうがいいんですよね。
味は他のJ.Alanパイプと遜色ないのですが、実はちょっと他よりも吸い辛い気がします。
少なくとも他のパイプと同じように吸っていると、結構火が消えたりします。
よくよく比べて見ると、リップスロットの空き具合やダボ側の穴など、
最近のものに比べると精度が低いように見られます。
これはどの作家にも当然言えることだと思いますが、同じ作家のパイプでも、
製作した年が前であれば前であるほど、当然精度は低く、
最近のものであればあるほど精度は高い、ということが基本的には言えると思います。
当然、一定の高さにまでなってしまえば中々それ以上は良くならないでしょうし、
逆に歳をとることによって精度が低くなる可能性もあります。
勿論、精度の良し悪しだけでパイプの良さが決まる訳でもありませんが。
なので、たとえ有名な作家のパイプでも、今からあまり早い時代の物を求めるのはお勧め出来ません。
そしてそのパイプで、作家の今を評価して欲しくないという思いもあります。
現役作家のエステートを購入する際は、出来れば2~3年以内の物を買うようにしたいものです。
流石に製作本数に倍の差があると、パイプにも差が生じるのだなぁ、ということを
実感させてくれたパイプです。
なんだか悔しいので、上手く吸えるようにムキになって使っています。