The-Hex Pipe Collection's

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Baccyflap

Baccyflap

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Made by Wunup
Wide 96mm
High 32mm

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Made by Parker
Wide 91mm
High 36mm

バッキーフラップ?
直訳して「タバコ蓋」とでも言いましょうか。
言ってしまえば、タバコポーチなのですが、
恐らく貴方が思い浮かべるポーチと違う点が幾つかあります。

それは革とゴムを合わせた柔らかいものでは無く、
上下2枚のベークライト製の皿からなる硬い円盤であるということです。
また中にはタバコを取り出す際にこぼれ難いよう、内側に反らせた『返し』がついています。
ザラザラした面が上であり、蓋となっています。
このザラザラはマッチに火をつけるためのヤスリとしての機能を持っています。
メーカーのロゴが入っている方が下であり、タバコを入れる皿です。
ザラザラは上下を間違えないための目印の役割もあったのかもしれません。

現在はもう製造されていないようですが、
以前はWunupというイギリスのメーカーが作っていたようです。
Wunupはタバコ入れを作っているメーカーだったようで、
Baccyflapの他にも、シガレットケースなどの商品が多く見られます。
現在は倒産してしまったのか、それとも
元々後述するParkerの1ブランドに過ぎなかったのか、
現在では名前を聞くことはできません。

そして、現在ではもう1種類のBaccyflapを見ることが出来ます。
ご存知、ダンヒル傘下のParker製のものです。
WunupのBaccyflapは恐らく1937年に製造され、
ParkerのBaccyflapの発売は早くて1947年です。
この10年の間にBaccyflapの権利をParkerが得たのか、
Baccyflapの名前はそのままParkerでも使われています。
そして恐らく、Baccyflapは1960年代、少なくとも1970年までには、
Parkerのカタログから外され、恐らく製造が終了したものと考えられます。

WunupのものとParkerのものの判別はとても容易です。
それぞれにはそれぞれの社名が書かれていますし、
Wunupのものはベークライト製のものですが、
Parkerのものはプラスチック製です。
また、ややParker製のものの方が直径が小さく、
厚みはより厚くなっています。

どちらがお勧めかといえば、僕はParker製のものをお勧めします。
理由としては、Wunup製のものの状態があまり良くない事です。
製造から長い年月の経った現在で、ベークライト製のそれは劣化が進んでいて、
壊れるといったことは無いであろうものの、独特のゴムの焼けたような匂いがするからです。
これは洗ったり磨いたりしても、完全に取りきる事は難しいでしょう。
一方のParkerはあまり古くなく、プラスチックから嫌な匂いがすることも少ないでしょう。
ただこの匂いが、タバコに着くかどうかまでは未検証です。
しかし、Wunupのものの中には、とても模様の綺麗なものも存在し、
コレクターズアイテムとしての価値はあるのではないかと思います。

今、Baccyflapを入手するのはあまり簡単ではありませんが、
多くの場合、BaccyflapはイギリスのeBayに出品されます。
Wunup製は人気があり、Parker製よりも高額になる傾向があります。
あまりイギリスから日本に向けての発送はしてくれないため、
代行を使うことも考慮した方が良いかもしれません。
実際、Parker製のものは代行を利用しました。

一昔前にはあった、このような面白く実用的な商品が、
現在にまで残っていないことは悔やまれることです。
衰退するにはそれなりの理由があったのでしょうが、
その検討は、これから使用を続けていって、
また改めて考察させていただこうと思います。

参考―
Passion for Pipes 
The Elusive Baccyflap
http://www.apassionforpipes.com/neills-blog/2010/11/6/the-elusive-baccyflap.html

http://baccyflap.com/
the baccyflap
http://baccyflap.com/things/baccyflap/
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Tsubota Pearl Eddie Pipe Lighter BK Elmer

Tsubota Pearl Eddie Pipe Lighter BK Elmer
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Wide:32mm
Tall:14mm
Long:66mm

今、国内ではかなり人気があるライターではないでしょうか。
坪田パールのエディパイプライターです。

サロメくんが不調なので、代わりになるライターを探していたので、
東京パイプショーにて、坪田パールさんのブースで直接購入させていただきました。

仕上げとしては全部で6種類ほどあるようです。
ショップによっては取り扱っていない種類もありますので、
まず一度、全種類を確認してから、
それが売られているショップを探すのがいいでしょう。

使い勝手のよさに毎度毎度使っている、現在のメインライターです。
着火具合もすばらしいですし、
内臓されているタンパーが便利でとても気に入っています。

と、いうのも、よそでパイプを吸うときに、
態々ライターとタンパーを別々に出しておく必要がなくなったからです。
パイプとこのライターさえ出しておけば、あとはもう何も必要ありません。
着火したその手でタンパーを出し、すぐにチャンバーを均せます。
使ってみてとても実感できる便利さであるな、と感じました。
ただ、ピックは普段から使いませんので、あまり出番はありません。

ガスタンクの容量が少ないという方もいましたが、自分は余り気になりません。
しかし同時に、二つ穴で炎がやわらかい、というのもイマイチ実感できません。
自分はオールドボーイを持っていないので、なんともいえませんが、
国内ではオールドボーイと比較されることが多いようです。

価格的にも7000円を切り、しっかりとしたパイプ用ライターとしては
非常にお手ごろだと思います。
このライターに限らず、パイプスモーカーであれば、
快適な喫煙、リム焦げ防止を考え、
一つはしっかりとしたパイプライターをお持ちになってはいかがでしょうか。
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MARTIN WESS HUNTER Small Tobacco Pouch

MARTIN WESS HUNTER Small Tobacco Pouch

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ドイツ製。
タバコ専用のポーチが欲しいと思って購入したモノ。
皮製、内ゴム張りで、ボタン止めです。
色は黒というよりは、グリーンです。

タバコがとても出し易く、
コンパクトなサイズも使い勝手が良いです。
自分の喫煙ペースだと、ちょっとした小旅行にピッタリです。

さすが、専用に作られているものは違うという感じ。
タバコポーチが付属しているパイプポーチもありますが、
なかなかどれも使いにくいモノが多かったです。

また、パイプだけでなく、シャグ用としても使えます。
ポケットにスッポリ入るので、とても重宝しています。

しかし、パイプを外で吸う場合は、大抵缶のまま持ち歩いたりすることも多く、
最近では荷物を減らしたい時にだけ使っています。

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Savinelli Fitsall Reamer

Savinelli Fitsall Reamer

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フィッツ・オール・リーマー。
フィッツ・オールです。
フットサルだとかフィッツサルではありません。
そもそもフットサルって。。。そりゃないでしょ。
意味が解らん。

サルならスペルは"sal”のはずで、
この商品名はsallですから、sで区切りallと読むのが普通だと思うのですが、
何を血迷っているのか、現行カタログでもツゲはフィッツサルなどと記述しており、
小売店もそれに前習え、おかしなトコではフットサルなどと、
表記しておる訳です。
さらに、2003-2004のカタログでは
堂々とFITSALなどと表記していました。
誰かツッコんであげてください。

ハンドル部はブライヤーらしいのですが、
ニスはあわ立ち、変な赤色の着色と
なんとも安っぽく、自分のはブライヤーには見えません。
ツゲのカタログに載っているモノとは少々違います。
カタログのモノはサンドブラスト処理されているものですが、
自分のものはラスティック仕上げです。
もしかしたら、別物なのかも。

2003-2004のカタログですと、\4500という記述がありますが、
現在ではなんと\7140。
何があったんでしょうか、解りかねますが、
安いパイプ買えちゃいますよね(パイプ脳)。

また、ツゲ価格か、などと思うかもしれませんが、
国外のサイトでも40ドル以上が普通なので、
元々値段が高いようです。
自分は当然、国外通販で購入しました。
安いところを探して、39ドルくらいだったかな。

あまりの高さに、国内で純正品を持つ人はそんなに多くないみたいで、
カキの殻剥きで代用したり、自分でブレード作っちゃったりしてる人がいて、
パイプ界のレベルの高さを感じます(笑)

作りは単純ですが、非常にカーボンを削り易い、
古パイプのレストアには必須のアイテムではないでしょうか。
今までの回転式リーマーと違って、ボウルの中が見えるので、
削りすぎず安心です。
それでも鋭いので、注意は必要ですが。
他のリーマーよりは圧倒的に削り易いです。

4nogginsなどにも置いてあるので、
タバコの注文のついでにでも頼むと良いかもしれません。
近年、送料もバカにならないですしね。
レストアを頻繁に行うなら、オススメのアイテムです。

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Pipe Tampers Tsuge Black Acrylic Tamper(ブラック・ガゼット)

Pipe Tampers Tsuge Black Acrylic Tamper(ブラック・ガゼット)

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国内定価\735

安価なガゼットタンパー。
ガゼットって、海外でも使われてる表現なのかな?
ツゲの用語辞典によると、タンパーとピックが一緒になったもの、らしい。

黒い部分はアクリルです。
他にもバリエーションがあり、
カンバーランドのエボナイトで出来たもの、
ブライヤーで出来たものがあります。
お値段も張り、使い勝手は変わりませんが、
ブライヤーのものなどはとてもオシャレです。
せっかくなら、金属部分をゴールドにすればいいと思うのですが……。

安価故、多くの人が持っているので、
他の人のものと間違えないよう、
イニシャルのKを適当にリューターで彫ってみました。
しかし最近、シガレットの火を当ててしまい、
上の部分が少し溶けてしまいました。

シンプルなデザインの通り、
タンパーとしては非常に使い易いのですが、
ピックを使おうとすると、手が汚れてしまうのが欠点でしょうか。

自分は、灰皿に何時までも置いておかないように、
写真の100円ショップで購入した、石の入れ物に入れています。
机の上が汚れたりせず、使うたびに掃除しなくていいので楽です。

その使い易さから、今では家でのメイン・タンパーとして頑張っています。
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