The-Hex Pipe Collection's

MoriTakaKiyoshi proud The pipe collections in this blog.  If you find any inappropriate representation, please contact me. パイプコレクションブログ。レッツ、パイプスモーキング! 御用の方はtwitter、もしくはコメント欄、 ≪honeycombpipes@gmail.com≫まで。 スパムコメントが多いので、パスワードをつけました。 pipe と入力をお願いしますです。

Tsuge kaga 904 sandblasted

Tsuge kaga 904 sandblasted
DSC09523 (1)
DSC09524 (1)
DSC09525 (1)
DSC09527 (1)
DSC09529 (1)
DSC09531 (1)
DSC09533 (1)
DSC09536 (1)




Length: 121mm.  
Weight: 28gmm.
Bowl Height: 41mm.
Chamber Depth: 38mm
Chamber Diameter: 19mm.
Outside Diameter: 36.5mm.

COM

前回のイケバナとはまた変わって、ツゲの加賀シリーズのパイプです。
今でこそ901、902、904しかありませんが、当然、903も存在するようです。
おぼろげな記憶ではありますが、904の様なシャンクに、ビリヤードのようなボウルがついていたと記憶しています。
追記:上記シェイプは905でした。903については不明です。
情報求む、です。

さて、この904ですが、この数年間で同シリーズの中では一番シェイプに変化のあった型番ではないでしょうか。
このパイプの様に古いものはボウル前面がやや垂直ですが、現在のものは丸く、背も低くなっています。
まるで別のシェイプです。
更に2001年のツゲのカタログを見ると、スムースにはライトとレッドの2種類があったらしく、
またその写真を見るからにライトとレッドの間にもシェイプの違いがあります。
当然、ライトのほうがかっこよく作られているのですが……
今も作られているのかは判りませんが、9mmフィルター仕様なんてのもあるようです。

ファクトリーメイドのパイプでは、これほどまでのシェイプの差というのは中々見られないことだと思います。
グレインやフィニッシュの差はあれど、基本的にファクトリーメイドのパイプは基本的に同じ形です。
如何にツゲのファクトリーが、人の手に左右される工程が多かったかを示唆しているのではと思います。
それが良いのか悪いのかと言われれば……どうなんでしょうかね。

現在ではグレインの良い物が中々無いのがこのシリーズの特徴です。
出てくるものは殆どがクロスカットのバーズアイを出したもので、
ストレートグレインはフレイムさえ見かけません。
あまり価格的に変わらないミズキやトウキョウのグレインは比較的狙って出しているのに……
恐らくそちらへ優先的にブロックが回されているのでしょう。

僕がパイプを始めて、初めてパイプをネットで購入した時、
そのショップさんがご丁寧にその年のツゲのカタログを同封してくれました。
そのカタログを眺めながら、まだ知らぬパイプやタバコに思いを馳せたものです。
904はそんな中でも憧れのパイプでした。
ですがあっという間に私のファクトリーメイドパイプへの興味は薄れ、ハンドメイドパイプに傾倒していくことになります。
長い時を経て、ようやく手にすること叶ったパイプです。

面白い目の取り方で、色も抜けてしまったのか元からこうなのか、ただの黒ではありません。
むしろ茶色に見えます。
埋め後が少し目立ちますが、ブラストは安価なので仕方が無いでしょう。
どうしてもファクトリーでもいいグレインのものが欲しくなってしまいます。
僕なりの性と言うやつでしょうか。

このパイプのシェイプを思い浮かべながら、ネットなどで904を購入すると、
大抵もっと丸っこい、クロスカットのパイプが送られて来るので、
ご承知、覚悟の上でご購入されたし。
ファクトリーモノは手元に届くその一本ではなく、
一番グレインのいい、もしくは写真用に提供されたパイプの写真を載せている店が殆どです。
この古いタイプの写真を載せているからと言って油断しないことです。
気になるならば、店舗に連絡を入れて送ってもらう写真を見せてもらうべきでしょう。。。

パイプとしては、ファンシーな見た目に反して、軽くて基本的な形なので、使いやすいのでは無いでしょうか?
19mmから20mmが、私は一番大衆向けのチャンバー径かなと考えています。
パイプを始めて、チョット背伸びしたい時に買ってしまうような、そんなパイプです。
  • Posted by 杜隆清
  • Comment(2)
  • TB(0)
  • このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック 23:03 | Edit

TSUGE TASTING SAND

TSUGE TASTING SAND
DSC05184 (1)

DSC05200 (1)
DSC05194 (1)DSC05212




Length: 150mm.  
Weight: 38g.
Bowl Height: 45mm.
Chamber Depth: 38.5mm.
Chamber Diameter: 21mm.
Outside Diameter: 35.5mm.

COM

ツゲ・テイスティング。
トラのスタンプが押されているので、恐らく2010年製でしょうか。
売り文句はこうである。

パイプたばこの喫味、香りの微妙な違いを
判断するのに使う、柘製作所の試喫用パイプ。
直径22ミリ、深さ40ミリの火皿はイングリッシュミクチャーやフレイク、
キューブカットなど特殊な刻みたばこにも対応。
製作所が取り扱うイングリッシュミックスチャーは、
このパイプでフィルターを使わず試喫し評価している。
フラットフットでセッタータイプ。

ツゲの社員が、本当にこのパイプを使って試喫しているのかはともかく、
僕はこのパイプ、決して悪いモンじゃ、無いと思う。
150mmなのに38gと軽量だったり、
シッターだったりと、中々取り回しやすい。

しかし、22mm×38.5mmのチャンバーは、1本目には大きすぎて向かないと思う。
と、言うのも、最初のうちは底まで吸いきるということも難しいと思うので、
これだけ大容量だと、タバコを上まで詰めると、無駄が増えてしまう。
3本目、4本目あたりに買うパイプかなぁ、という感じ。
ただ、チャンバーの大きいパイプは、ラタキア向きであるともいいます。
イングリッシュ・ミクスチャーとはもうラタキア!と言っているようなモンだと思うので、
つまりこのテイスティングはラタキア向きなんじゃないでしょうか
(僕は最近はラタキアを吸わないので、よく解りません。未検証)。
ラタキア好きな方は是非お試しあれ。
5250円という価格も、高くは無いと思います。

僕は150mmとなると、長くて吸いにくそうだなぁ、
なんて感じてしまうんですが、
そんなことは全然ありませんでした。
とても吸い易い。

これもオークションで安く入手したパイプです。
テイスティングの名の下に、イングリッシュだろうがなかろうが、
タバコを買うたびにぶち込んで吸っています。
  • Posted by 杜隆清
  • Comment(0)
  • TB(0)
  • このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック 00:04 | Edit
プロフィール

杜隆清

記事検索
最新コメント
カテゴリ別アーカイブ
QRコード
QRコード
fumeursdepipe

にほんブログ村 その他趣味ブログ 愛煙・葉巻・タバコへ


タバコ専門店「京垓」
The-Hex Pipe Collection's