The-Hex Pipe Collection's

MoriTakaKiyoshi proud The pipe collections in this blog.  If you find any inappropriate representation, please contact me. パイプコレクションブログ。レッツ、パイプスモーキング! 御用の方はtwitter、もしくはコメント欄、 ≪honeycombpipes@gmail.com≫まで。 スパムコメントが多いので、パスワードをつけました。 pipe と入力をお願いしますです。

パイプ歴振り返って

1084707_897549088_81large

今年の7月でパイプを始めて満7年になります。
祖父の遺品として引き出しに眠っていた、シャコムのパイプ。
写真のものとは少し違いますが概ね同じで、とても高価なモノに思えた私は、
それには火を入れることは決して無く、大事に大事にソックに入れて引き出しに戻したのでした。
今ではすっかり、有象無象のパイプとともに、ダンボールの奥底でガチャガチャと音を立てていますが、
ともかく、それが私とパイプとの出会いでした。
言うなれば今の私が狂気的なパイプコレクターとなったのは、全て死んだ祖父のせいであります。

写真は私が始めて購入したパイプで、マルセイユというシリーズのシャコムです。
何の変哲も無い、安パイプです。
吸いづらく、空気の通りは悪いし、薄くてスグに熱くなるし、
今思えばなぜコレを選んでしまったのかとさえ思います。
が、当時の私はこの大したことの無いグレインに思いを募らせて、
蛍光灯の下、手のひらの上でクルクルと回し、せっせとピーターソンの黄色いポリッシュで磨いていたのです。
ラッカーを磨いて何が変わるのかは結局解りませんでしたが。
当時私は1万円相当の初心者セットについていた、5千円相当のこのパイプが何よりの宝物で、
このパイプ一本で吸い続けていこう!と一人決心したのでした。
そして次の月には、4万円ほどでスタンウェルとブッショカンの2本を購入していました。
こんなに美味しくないのは、パイプが悪いのだと決め付けたのです。
結局私はこのシャコムで、一度もタバコを美味しく吸えた事はありません。

2010年の7月2日、当時浅草の喫煙具会館で行われていた大煙会に、
スタンウェルとブッショカンを引っさげて飛び込みました。
僕は堂々と、マトモに吸えてもいないのに、パイプを咥えて会場をブラブラとしていました。
別に何をしていると言うわけでは無いのですが、高級なパイプを並べている店とか、
イケバナを展示しているツゲとか、そういうのを横目に見て、ケッと思っていたのを思い出します。
当時の私は、高いパイプが大嫌いでした。ましてやハンドメイドパイプなんて。
たかが喫煙具、そんなに金を出してタバコの味が変わるのかと。
その時の私にとって、パイプはまだ道具でしかありませんでした。
パイプ講習会に出て、貰った(買った)パイプは1000円と言われれば1000円のパイプで、
当時はパイプが1本増えたなどと喜んでいたものですが、ソイツは最終的にはラスティックの練習にされて、
リューターでボコボコな状態で同じようにガチャガチャと音を立てております。

そして今まで関係の続く、運命的な出会いがありました。
関東パイプオフの当時のメンバーの一人にチラシを頂き、
翌月、興味を持って参加して見ることにしたのでした。
これは私のパイプ人生を変える大きなポイントだったのだと思います。
もしかしたら、誘われなくても自ら行ったかも知れませんが。

当時は今よりももう少しパイプ界にも活気と景気があって、毎月誰かしら新しいパイプを買ってきて、
それを見せ合うような、そんな月が続いていました。
まぁ、そういう流れがどうだという人もいたのでしょうけれども(昔のお前はどうだったんだよというツッコミの気持ちが無いわけでは無いですけれども)
何より色んなパイプを見れることはとても経験にもなりますし、
面白いし触発されて、引っ張られてしまうんですね。
それで、バカみたいにパイプを買い始めた。
そこでおかしくなってしまったんですね。
言うなれば今の私がパイプキチガイとなったのは、殆ど関東パイプオフ会のせいであります。

このブログを初めて、現在178本のパイプを紹介して来ましたけれども、
写真のシャコムのように、写真を撮るのも面倒なパイプが何本かはありまして、
それを合わせるとパイプの数は200本を少し超えるくらいでしょうか、随分と集まったものです。
7年で200本ですから、毎年30本弱は買っている計算になります。
最初の1年が、一番多かったのでそう単純でも無いのですし、寧ろ年々年間の購入本数は減っております。
さてさて、200本という数字がパイプキチガイ共の間では多いのか少ないのかは兎も角として、
私は200本のパイプを試したけれども、実は吸ったことのあるタバコの銘柄は100種類も無いのです。
長くなったので一度ココで切りまして、次は私のパイプタバコ事情をつらつら綴って見ようと思います。
  • Posted by 杜隆清
  • Comment(2)
  • このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック 00:29 | Edit

東京パイプショー。

東京パイプショー。

DSC07085

毎度のことですが、「俺が写ってるぞ!オィ!」という方はご一報ください。
どの写真かご指定いただくだけで結構です。

DSC07080


東京パイプショーへお邪魔させていただいた。
というか、ボクも関東パイプオフのメンバーということで
参加者の一人として、チョコっとだけコレクションを展示しました。

展示したのはパークスカビッキセナトロフの3本。
最初は展示するつもりはなかったので、吸うつもりで持っていったモノでした。
本格的な展示は、是非来年のパイプフェスタ府中で(笑)!

オフ会ブースの前では、ある意味定番のネタ
「これ幾ら?」なんてのも飛び交ったりして。
そのすぐ隣では、パイプの試喫スペースを設けていました。
ツゲの恭三郎さんがお座りになっていられたので、
タバコ葉の詳しいお話も聞けたかも知れません。

DSC07091

会場には、日本を代表するパイプ作家、なんと9人!
それぞれが何本ずつか、販売用のパイプを持ってきていました。
それとは別に、海外のショップへ卸す予定の、展示しているだけのものもありました。
特に有田さんの、miniパイプの売れ行きは凄く、
自分も一本欲しいナァ、なんて思っていたら売り切れてしまってました(涙)。

パイプ・コンペティションに来るだけはあり、
皆さん、ハンドメイド・パイプに熱心な方、興味のある方ばかりで、
会場内ではアチコチでハンドメイド・パイプの情報交換が行われていました。
それこそ、ドリルがどうとか、ブラスターがどうとか、旋盤がどうとか……
徳富さんなどは、製作途中のパイプなどを持ってきており、
多くの人が興味深く質問していました。

DSC07088

そしてアメリカからはSmokingpipes.comが。
わざわざSykesご本人がご来日で御座いました(?)。
すもきんがいかに、日本というパイプ市場に興味を持っているのか、
再実感しましたね。
今回持ってきていたのは、どれも高グレードなパイプだらけ。
写真でも異様に目立っている大きなパイプ、なんとWolfgang Beckerなんです。
こんな大きいパイプも作るのか!と新しい発見もありました。
Adam Davidsonのバンブーなどは、とてもお買い得で
最後まで心がぐらついたままでした(笑)


パイプ・コンペティションの結果は、公式ブログにてそのうち発表されるんじゃないかと思うので、
あえてコチラでは何も書かないことにします。
ですが自分から言わせていただけば……
非常に妥当!というより、自分のおよそ想像通りの結果でした。
と、いうのも、一人複数本出していた方が多かったのですが、
選ばれるパイプはその数本の中で一番点の高かったモノですので、
番号しか振られていない状態では、流石に何本が誰のものか解りません。
レベルの高さを感じたコンペでした(ナマイキ)。

終盤ではPONKOTSUのきむぞうさんや、
パイプ喫煙が好きの天邪鬼さんなどともお話させていただき、
非常の楽しい時間を過ごす事が出来ました。
きむぞうさんからは、ある「頂き物」までしてしまい……
それについては、また後日。
お二方とも、それぞれのブログで東京パイプショーの模様を、
このブログなんかよりずっと詳しくお書きになっておられますので、
是非是非、ご覧になってくださいませ。
こんな「ド」マイナーブログを見て下さっている方々なら、
とっくにご拝見済みとは思いますが(^^;

ちなみに、パイプは買いませんでした!
と言ったところで後記は終了、
入手したいくつかの「アイテム」については、
後日、追々……別個に紹介しようと思っております。

それでは皆様、次回は2/17、パイプフェスタ府中にてお会いしましょう!
  • Posted by 杜隆清
  • Comment(0)
  • TB(0)
  • このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック 23:14 | Edit

大煙会2012

今年も大煙会へ行って参りました。

朝はあいにくの雨模様。
小雨の中を浅草駅から歩きました。
スカイツリーも足元しか見えず。

会場は10時ということでしたが、関東パイプオフと言うことで(笑)
厚かましくも30分前に入場。
会場内には、知ってる顔ばかりが。

DSC06382

私たちの関東パイプオフ会ブース。
というよりは、パイプタバコの試喫のサポートといったところでしょうか。
ピエールさんが新旧のバルカン・ソブラニーをお持ちになられて、
自分もしっかり堪能いたしました。
自分としては、昔の方が好きかな。
その後頂いた、Rose of Latakiaも大変美味しく、
ラタキアってこんなに美味しかったんだ!と再認識させられました。

DSC06384

お隣はご存知ケイガイさんのブース。
数本のUsedと、シカゴパイプショーからの多数の持ち帰り品、
ビックリなRadiceパイプなどが展示販売されていました。

DSC06385

こちらはBaff?の上級グレード品、David Wagnerグレードのパイプ。
手ごろな価格で、自分も一本欲しかったのですが、財布は薄く……(泣

DSC06386

そのお隣は坪田パールさん。
各種喫煙具と、Edyパイプライターや、ファルコンパイプを販売していました。
やはりEdyパイプライターが売れていたようです。

DSC06387

北欧さんでは例年通りスナッフなどを販売。
DSC06388

今年はキセルコーナーが。
キセルの試喫が出来たようです。

DSC06389

今年も羅宇屋さんが来ていました。

DSC06390

ツゲさんのブース。
金魚風のデザインの正面に、出目金のように目と口が掘られた、
何ともかわいらしいイケバナなどが展示販売されていました。

DSC06391

そのお隣、モリソン商会さん。
毎年、デッドストック品を格安で販売しているお店です。
今年も午後までで多くのパイプが売れたようです。
会場には、ここでパイプを買って、パイプオフブースで
タバコを詰めて吸っている方が何名もいました。

DSC06392

お隣、いずみやさんでは、電動チュービングマシーン、パワーマチック2の
実演販売、また手巻きタバコ、用品を多数販売していました。

DSC06393

水タバコのブースです。
写真は会場間もないときの画像ですが、
11時半ごろからは常に誰かが吸っている状態でした(笑)

DSC06394

休憩用、または講習会用のスペース。
奥ではドリンク等の販売を行っていました。

DSC06397

11時半ごろからはずっとこんな感じ。
昼過ぎになると一時減りましたが、それでも閉会まで会場には人が溢れていました。
午後からは晴れ、スカイツリーがハッキリと見える帰路でした。

今年も大盛況で閉幕した大宴会。
12月には同会場でハンドメイドパイプコンペティションが開催されます。
ハンドメイドパイプに自身のある方もそうでない方も、
また一度もハンドメイドパイプを作ったことのない方も、
ブースが展開されるようですので、こぞってご参加、ご来場ください。


ちなみに、次回の関東パイプオフ会は8/5日曜日、
ルノアール新宿区役所裏店2階貸会議室3号室にて
14時より行います。
興味のある方は是非お越しください。
お待ちしております。
  • Posted by 杜隆清
  • Comment(0)
  • TB(0)
  • このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック 22:47 | Edit

スモーキングカフェ・ブリケにお邪魔しました

DSC05633 (1)

先日ご紹介させていただいた、スモーキングカフェ・ブリケさんにお邪魔してきました。

場所は埼玉県越谷レイクタウン。
レイクタウン駅で降りて、一つ目のモールを超え、二つ目のモールmori、
ノジマ電気さんより2区画分手前、1階レストラン街の先にあります。
駅からモールを通り、徒歩で15分ほど。
モールでお買い物を楽しんで、それから一服、お邪魔してはいかがでしょうか。
僕は真っ直ぐ向かいましたが(笑)。
どうやら、駅からmoriモールまでは、無料のシャトルバスも出ている様です。

通路側はガラス張りになっていますので、人目を気になさる方は奥の席へどうぞ。
僕が写真を撮っているこの場所は、基本的に死角になっていました……
と下らない情報はいいか(笑)。

店内入ってすぐに、会計カウンターがあります。
ワンスモークは、奥のバーカウンターで会計を済ましていたようですが、
ブリケの会計は全てここ、入り口前のカウンターです。

現在はライターを初めとした喫煙グッズ、
パイプ、パイプアクセサリー等を取り扱っているだけですが、
タバコ販売の申請が降り次第、早くて今月末からタバコの販売も始めるとのことです。
パイプタバコ、シャグ、そして葉巻などを取り扱う予定とのこと。
既にレジの近くには、ヒュミドールが設置されていました。

広く、落ち着いたゆとりのある空間で、
席数も多いです。
ライトには煙の輪を模した飾りがついていて、オシャレです。
オープン初日なので、今後どうなるかは解りませんが、
随分とスッキリとした印象を受けました。

いくつかのランチも提供していて、僕はチキンカレーを頂きました。
ライスはお替り自由とのこと。僕はしませんでしたけれど。
また、店を出ればすぐにレストラン街ですので、
途中で抜け出して食事を取ることも可能です。
トイレがもとより店内には無いので、割と自由に店を出入りすることが出来ます。
勿論、荷物などを置いてですが。

また、酒類も提供していますので、それこそ朝から夜までずっと居続けられるという、
話も煙も長い(笑)パイプスモーカーにはとてもありがたいお店です。

また、以外にも(?)、若いお客さんが多かったように感じます。
学生風のお客さんもいらっしゃいました。

残念な点は、席によって空調が強く、風が直接当たること。
風はパイプスモーカーに限らず、多くのスモーカーの天敵です。
ライターの火は揺らぎ、消え、また上手く着火出来ない。
これから夏が近づくに連れ、空調は強くなるでしょうから、
是非パネルなりを利用して、上手に風を回して欲しいものです。

HP等は、現在製作中との事。

スモーキングカフェという名のとおり、
タバコを吸うためのカフェでありますから、
何も気にすることは無く、ラタキアでもシガーでも、
好きなだけバンバンと焚いてしまいましょう。

僕はお昼からでしたが、気の合う仲間と時間ギリギリまで、
延々と話し続け、とても楽しいひと時をすごせました。
また、コアな世界ですから、この場所で色々な出会いもあるんじゃないかと思います。

飲食店の禁煙、分煙の進む今日、
こういったお店は大変貴重だと思います。
微力ながら、宣伝という形で協力できればと思い、記事を書いてみました。





僕にはちょっと遠すぎるのだけれど。
  • Posted by 杜隆清
  • Comment(2)
  • TB(0)
  • このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック 14:52 | Edit

パイプを吸う"場所"

僕がパイプを吸う場所は、決まって自室です。
古いマンションなので、壁をヤニで汚そうが
何をしようが、お構いなしだからです。
ですが、やはり周りには、自室で喫煙が出来ない友人も多く、
毎日カフェに出かけては、そこでパイプを燻らすというのです。

そういった告白を聞いて、何だか僕はひどく羨ましく思えました。
本人達にとっては、僕のほうが羨ましく思えるのかも知れませんが。
以前から、カフェなどでパイプを吸うのが憧れでした。
しかしここは神奈川県横浜市。飲食店はあらかた禁煙です。
小さなカフェなどには魔の手は
まだ伸びていないかもしれませんが、時間の問題かも知れません。
また、僕のような若造が、カフェでパイプを銜えているのを見て、
マスターはどう思うのでしょうか。
そう考えていると、なかなか踏み出せそうにありません。

僕は神奈川県なのですが、今度埼玉、越谷レイクタウンに、
スモーキングカフェ・ブリケというお店が出来るというお話を聞きました。
ブリケとは、フランス語で「ライター」という意味だそうです。
僕は以前あった「ワンスモーク」さんには、
結局一度も足を運ぶことが出来ず、大変後悔しています。

スモーキングカフェ・ブリケさんは4/18(水)オープンだそうです。
是非、行ってみたいと思います。
その後、レポートでも、と考えています。
少し遠いので、毎日毎週というわけには行きませんが、
今後自分も引っ越すことがあるかもしれませんし、ね。
何より、スモーカーの集まる場所には、ぜひとも足を運んで見たいものです。

僕が近くに住んでいたら、絶対アルバイトしたかったのになぁ^^;

スモーキングカフェ ブリケ
http://www.aeon-laketown.jp/mori/shop/s_shop/foo_158.html
  • Posted by 杜隆清
  • Comment(0)
  • TB(0)
  • このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック 19:25 | Edit
プロフィール

杜隆清

記事検索
最新コメント
カテゴリ別アーカイブ
QRコード
QRコード
fumeursdepipe

にほんブログ村 その他趣味ブログ 愛煙・葉巻・タバコへ


タバコ専門店「京垓」
The-Hex Pipe Collection's