DG(DAL FIUME GABRIELE) SB109 06 Butterfly Sandblasted Blowfish
Length: 152mm.
Weight: 68g.
Bowl Height: 51mm.
Chamber Depth: 34mm.
Chamber Diameter: 19mm.
Outside Diameter: 32mm.
COM
DGのブロウフィッシュ。
いや、これはクロスグレインだ!という方、それも結構。
ただ、木目を見ても、美しくクロスグレインが表現されているとは思えないし、
そもそも、クロスグレインって、グレインのことじゃないですか。
シェイプで言えば、ブロウフィッシュでいいんじゃないかと思う訳です。
「横樽」でも「鯛焼き」でも、何でもいいんじゃないですか、もう!
Blowfishとは、直訳すると「フグ」のことだそうです。
うん、フグっぽい!と僕は思う。
じゃあ、よく聞くPufferって何だろう?と思って調べてみると、
これもフグのこと、というよりは、
「プッと(息を)吐くもの」という意味だそうで、
フグだけでなく、ハリセンボンなども含まれるようです。
そして、フグには他にも英語表記があって、
globefishやswellfish(膨らむ魚)、
そしてそのままFuguと表記したりすることも。
英語圏では、あまり食べられないのでしょうか、美味しいのに。
データ上では、大きさ的に、最近の僕の好みからは外れているのですが、
シェイプ故か、結構コンパクトで使いまわしやすい。
DGは、結構すり合わせに難があったりするんだけれど、
このパイプもちょっと浮いてる気がしないでもない。
左側ではなく、右側が盛り上がっているところを見ると、
このパイプ、右手持ちのパイプなんじゃないかなぁ、と思ったりする。
僕は右利きなので、パイプは左手に持つのだけれど、当然(?)か。
そのためか、握ってもイマイチしっくりこない。
このシェイプに限らず、右手で持ちやすいパイプ、
左手で持ちやすいパイプ、というものはきっとあるはず。
ゆえに、機能美?を考えるのならば、なるべくシェイプはシンメトリーであるべきか?
どちらかに捻った時点で、持ち手の握りやすさは変わってくるのでは?
話変わって、マウスピースに突いている、薄い水牛の角が凄く綺麗。
ただ、どうもマウスピースはアクリルのようだ。
彼のカンバーランドのエボナイトは、あまり強くない事が一本目で知れているので、
これはこれでいいや、と思っている。
元々結構赤かったけれど、最近では塗装も段々と落ちて、
より赤みを増しているように感じる。
この黒いブラストが、赤くなっている様が僕は好きだ。
恐らく、メシャムが染まっていく様を見るのと似た感覚だろうと思う。