Wolfgang Becker Smooth Bent Egg with Boxwood (Wolf Paw)
Length: 130.5mm.
Weight: 52.6 g.
Bowl Height: 45 mm.
Chamber Depth: 34.3 mm.
Chamber Diameter: 19 mm.
Outside Diameter: 41 mm.
COM
2本目。
前述の通り彼のパイプは入手が非常に困難で、
手に入れるためには根気か、コネか、お金が必要(全部必要かもしれませんが)です。
前回がコネとカネなら、今回は根気でしょうか……。
たまたま、エステートで出ていたのを入手することが出来ました。
ラルス・イヴァルソンのパイプに感銘を受けた、いかにもなラルスチックなベントエッグです。
そのボウルの形状などは、彼の代表的シェイプ、ワスプにも現れているような気がします。
それに、なんというか、全体的にイルカっぽくないですか?
ドルフィンというシェイプは知りませんが……。
私のワスプはちょっと大きめなのですが、
このパイプはちょっと小さめで、取り回しやすいです。
シェイプもシンプルでいいですね。
昨今はシンプルといえばクラシック、のような声も多いですが、
ハンドメイド的なシェイプでも、十分シンプルで実用性があると思うんですよね。
ドイツではスムースの人気が高いように感じられます。
彼もマンツも殆どがスムースで、サンドブラストはあまり無いんですよね。
ドイツの友人も、グレインを意識していましたし……。
昨今では、グレインよりもエンジニアリングだとか喫味だとか、
そういったことを重視する、つまりどちらかといえばコレクターよりもスモーカー的な趣向で、
パイプを選んでいる人が多い印象です。
あまりグレインについて良いとか悪いとか、細かいとか綺麗とか聞かないですよね。
あまり気にしていない人が多いような気がします。
ブラストのグレインについては良く聞きますけれど。
まぁ、単純にブラストが安くてスムースが高いからかも知れませんが……。
皆さんはどうですか?
私は当然、綺麗であればあるほどいいと思います。
だからファクトリー系にはあまり手が出ないんですよね。
このような入手困難なパイプを手に入れるためにはどうしたらいいのか?
まずは毎日、いろんなショップを巡回することからではないでしょうか。
毎日、毎日。かかさず。オークションも見たり、サイトの更新時間に起きたり。
求め続ける事によって、手に入れることが出来るのではないでしょうか。