Ashton SOVEREIGN XXX 210
Length: 119.5mm.
Weight: 53g.
Bowl Height: 49mm.
Chamber Depth: 42mm.
Chamber Diameter: 20mm.
Outside Diameter: 34mm.
COM
アシュトンのチャビー・ビリヤード。
チャビーというだけで、ボウルは普通サイズだし、
煙道もアシュトンながらに細いので、
緩めに詰めないと中々吸いづらいが、
やはりアシュトン、かなり美味い。
シェイプ、大きさ、長さ、グレイン、どれをとってもパーフェクトなパイプだ。
僕が購入したパイプの中でも、1位2位を争う、(自分の中で)高グレードなパイプ。
アシュトンは木目の仕上げでも、あまり木目の良いものが少ないのだが、
これはそれなりに揃ったグレインが出ている。
長さを取った銀巻きも、見事にマッチしている。
アシュトンにしては、シェイプの崩れも無く、
正に「ベスト・オブ・アシュトン」と呼べるだろう。
アシュトンにはありがちだが、ソールが平らになっていて、自立する。
こういった所もまた、良いパイプとしてのポイントだ。
僕がこのパイプをベストとしたのは、美しく、美味く、大きすぎず小さすぎず、
長すぎず、短すぎずと言ったところから評価している。
当然、個人によってベストなサイズは変わるだろう。
僕にとって、このサイズから、カステロの#10あたりまでが「ベスト・シェイプ」なのだ。
全長11cm~12.5cmほどの、ストレートならビリヤード、
もしくは10cm~11cmの、ベント・アップルが僕の理想だ。
もちろん、それから外れても好みのパイプは幾らでもあるが……
ただこれから、僕がこれほどのアシュトンに出会えるかどうかは、全く自信が無い。
手に入るときに手に入れて、良かったと思っている。
このパイプを入手し損ねていたら、僕は近い将来、必ずや酷く後悔しただろうから。