Claudio Cavicchi Sandblasted Bent Pear
Length: 138.68 mm.
Weight: 68.04 g.
Bowl Height: 58.93 mm.
Chamber Depth: 44.45 mm.
Chamber Diameter: 21.84 mm.
Outside Diameter: 50.80 mm.
COM
クラウディオ・カヴィッキはイタリアのパイプ作家。
Pearというのはナシの実のことなのだが、
実はこのシェイプ名は後から変更されたもので、
本来このパイプのシェイプ名はacorn、つまりドングリだった。
僕はドングリの方がしっくりくるシェイプだと思っている。
しかしacornと言うのも適当なシェイプ名で、
様々なacornシェイプが存在しており、
もはや「それっぽければacorn」みたいな空気があるのは確かで、
これぞacorn、と言った基本となるシェイプが存在していないように見える。
このパイプだが、見事なリング・グレインが見事にタン・ブラストに映えており、
シェイプと相まってかなり美しい。
僕に始めてリング・グレインの本当の美しさを教えてくれたパイプだと思う。
彼の作るパイプはどれもが我々にとっては大きめで、
そういったところもイタリアンなのだが、
どれも扱いやすく、美味いパイプであると、僕は評価している。
基本的に火皿保護材が塗られていないところも僕好みだ。
味はボウルが大きいこともあって、美味い。
カヴィッキ特有の味と言う物は感じないが、
タバコの味が素直に感じられるパイプだと思う。
大きいパイプが好きで、彼のデザインが気に入ったなら、
是非一本購入するのをお勧めする。
そしてその際には是非、タン・ブラストのパイプを手に取り、
その美しいリング・グレインを心ゆくまで堪能して頂きたい。
また、このパイプとは無関係ではありますが
先日コンピュータが故障し、現在新しいコンピュータをセッティング中であります。
その為写真の編集等が上手くできず、中々モチベーションが上がらない為、
既に2日分ほど記事の更新を行っておりませんでした。申し訳ありません。
今週一杯は更新頻度が落ちること多々あると思いますが、
コンピュータ新調の暁には、日あたりの更新を増やし、
抜けていた日分の記事も書いていこうと思いますので、
長い目でお付き合いくだされば光栄でございます。
それでは次回の更新でお会い致しましょう。