J.Alan Multi-textured Cradled Rustic Apple with Argentium Silver.925 1113-16
Length: 130 mm.
Weight: 60 g.
Bowl Height: 52 mm.
Chamber Depth: 40 mm.
Chamber Diameter: 18.5 mm.
Outside Diameter:45.5 mm.
COM
じゃらん4本目!
物件の更新を控えている今年、冬のボーナスは引越し費用に当てるハズだったのですが……
現金があるときにこういう素晴らしいパイプが出てくると、ついつい衝動を抑えられなくなってしまうのです。
ハイ、やってしまいました。
前回の更新後、しばらくはパイプを買うつもりもないし、
間がかなり空いてしまうかもなぁ、なんて思っていたのですが。
思いのほか、すぐにパイプを買ってしまいました(^^;
かなりボリューム感のあるシェイプではありますが、決して大きなサイズではありません。
ボウルもすっぽりと手のひらに納まるサイズです。
シェイプ名のラスティックは、仕上げのことではなく恐らくはラフ・トップのことを指しているか、
もしくは「素朴な」という意味合いで使っているのではないかと考えます。
シェンクエンドのアルゲントゥム(アルゲンティウム?)・シルバーは、
通常の銀が強度を増すため銅などを数%加えているところ、
銅の一部をゲルマニウムに置き換えたものらしく、
くすみ難いという性質があるそうです。
実際にそうなのかは今後使いながら経過を観察していくとします。
彼のパイプには必ずボックスと、封蝋のついたカードが入っており、
そのカードには
デザイン・ネーム
シリアル・ナンバー
フィニッシュ
ブライヤーの産地
ステムの素材
装飾品の素材
製作日
がそれぞれ記載されています。
ここまでそのパイプの情報を教えてくれるのは、
ブログなどを書いているほうからするととてもありがたいです。
こういうところから彼の誠実さのようなものが伺える気がしますね。
このCradled Appleは、このシェイプの試作機というか、一本目だったのではないかと推測しています。
彼はかなりの製作パイプをインスタグラムにアップしていますが、
このパイプ以前にこのようなシェイプが見つけられないからです。
当然全てをアップしているわけではないと思うので、実際にそうなのかは断言できませんが。
シェイプの元ネタは当然というかLarsのパイプです。
http://tobacco-center.jp/search/item.html?n=Lars-Ivarsson
http://tobacco-center.jp/search/item.html?n=Lars-Ivarsson09(たばこセンター米田さん)
ただ、ラルスは境界線をシャンクの始まりに設けましたが、
ジェフはボウルの下までこれを伸ばしました。
これが「cradle」、手のひらに乗せたような、包まれたようなボウルを表現したのでしょう。
ラルスのシェイプから更に一味加えて新たなシェイプへと昇華したことには脱帽です。
こういった「古き良きシェイプに手を加えて、一歩先へ進む」というジェフのパイプが、
魅力的で支持されているのは当然のことでしょう。
いい仕事、してますねぇ~
と言ったところで了。