The-Hex Pipe Collection's

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Brad Pohlmann Smooth Lars Blowfish with Boxwood

Brad Pohlmann Smooth Lars Blowfish with Boxwood
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Length: 141.5mm.  
Weight: 68g.
Bowl Height: 53mm.
Chamber Depth: 44.5mm.
Chamber Diameter: 20mm.
Outside Diameter: 43.5mm.

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ラルス・ブロウフィッシュ……
ついにブロウフィッシュという名前をクロスグレインに取られてしまったブロウフィッシュですね。
竹輪と蒲鉾みたいな関係です。
二つのブロウフィッシュを語るにおいて、どうしてもこのタイプのブロウフィッシュが必要でした。
あ、別に買う必要は無いって?

各所の仕事はさすがポールマンといったところ。
かっこよすぎて写真を撮るのにも気合が入ってしまいました。

ティアドロップ・シャンクの頂点からボウルへと流れるライン、これこそがラルス・ブロウフィッシュの基本でしょう。
ラルス的ではありますが、ポールマンらしさが見られ、コピーでは無いところが彼のすごいところでしょうね。
それでいてバランスを崩さず、むしろスマートさが出ています。

最近は禁止された象牙に変わって、高級モデルに使われるリング材としては
ボックスウッド、つまりツゲが人気のようです。
染まった象牙には似ているかも知れませんが、あの白い美しさに変わる素材は他にないものでしょうかね。
オットセイやイッカクの牙などはあまり向いていないのでしょうか。

最後の一枚、ここにブロウフィッシュのシェイプとしてのフェチシズムがあるのではないでしょうか。
たまらないラインです。グッときます。
シンプルでありながら贅沢で面白い、ブロウフィッシュはそんなシェイプだと思います。
ダニッシュなデザインは最近あまり人気が無い様なので、残念に思うばかりです。

  • Posted by 杜隆清
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Tsuge kaga 904 sandblasted

Tsuge kaga 904 sandblasted
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Length: 121mm.  
Weight: 28gmm.
Bowl Height: 41mm.
Chamber Depth: 38mm
Chamber Diameter: 19mm.
Outside Diameter: 36.5mm.

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前回のイケバナとはまた変わって、ツゲの加賀シリーズのパイプです。
今でこそ901、902、904しかありませんが、当然、903も存在するようです。
おぼろげな記憶ではありますが、904の様なシャンクに、ビリヤードのようなボウルがついていたと記憶しています。
追記:上記シェイプは905でした。903については不明です。
情報求む、です。

さて、この904ですが、この数年間で同シリーズの中では一番シェイプに変化のあった型番ではないでしょうか。
このパイプの様に古いものはボウル前面がやや垂直ですが、現在のものは丸く、背も低くなっています。
まるで別のシェイプです。
更に2001年のツゲのカタログを見ると、スムースにはライトとレッドの2種類があったらしく、
またその写真を見るからにライトとレッドの間にもシェイプの違いがあります。
当然、ライトのほうがかっこよく作られているのですが……
今も作られているのかは判りませんが、9mmフィルター仕様なんてのもあるようです。

ファクトリーメイドのパイプでは、これほどまでのシェイプの差というのは中々見られないことだと思います。
グレインやフィニッシュの差はあれど、基本的にファクトリーメイドのパイプは基本的に同じ形です。
如何にツゲのファクトリーが、人の手に左右される工程が多かったかを示唆しているのではと思います。
それが良いのか悪いのかと言われれば……どうなんでしょうかね。

現在ではグレインの良い物が中々無いのがこのシリーズの特徴です。
出てくるものは殆どがクロスカットのバーズアイを出したもので、
ストレートグレインはフレイムさえ見かけません。
あまり価格的に変わらないミズキやトウキョウのグレインは比較的狙って出しているのに……
恐らくそちらへ優先的にブロックが回されているのでしょう。

僕がパイプを始めて、初めてパイプをネットで購入した時、
そのショップさんがご丁寧にその年のツゲのカタログを同封してくれました。
そのカタログを眺めながら、まだ知らぬパイプやタバコに思いを馳せたものです。
904はそんな中でも憧れのパイプでした。
ですがあっという間に私のファクトリーメイドパイプへの興味は薄れ、ハンドメイドパイプに傾倒していくことになります。
長い時を経て、ようやく手にすること叶ったパイプです。

面白い目の取り方で、色も抜けてしまったのか元からこうなのか、ただの黒ではありません。
むしろ茶色に見えます。
埋め後が少し目立ちますが、ブラストは安価なので仕方が無いでしょう。
どうしてもファクトリーでもいいグレインのものが欲しくなってしまいます。
僕なりの性と言うやつでしょうか。

このパイプのシェイプを思い浮かべながら、ネットなどで904を購入すると、
大抵もっと丸っこい、クロスカットのパイプが送られて来るので、
ご承知、覚悟の上でご購入されたし。
ファクトリーモノは手元に届くその一本ではなく、
一番グレインのいい、もしくは写真用に提供されたパイプの写真を載せている店が殆どです。
この古いタイプの写真を載せているからと言って油断しないことです。
気になるならば、店舗に連絡を入れて送ってもらう写真を見せてもらうべきでしょう。。。

パイプとしては、ファンシーな見た目に反して、軽くて基本的な形なので、使いやすいのでは無いでしょうか?
19mmから20mmが、私は一番大衆向けのチャンバー径かなと考えています。
パイプを始めて、チョット背伸びしたい時に買ってしまうような、そんなパイプです。
  • Posted by 杜隆清
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Tsuge Ikebana A11 0/106 S

Tsuge Ikebana A11 0/106 S
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Length: 119mm.  
Weight: 38g.
Bowl Height: 39.5mm.
Chamber Depth: 21mm.
Chamber Diameter: 19mm.
Outside Diameter: 45mm.

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イケバナは日本の柘製作所のハンドメイドラインです。
最近では菊池さんや大井さんが加わり、新しいラインが出来て話題になりました。

実は始めてのイケバナです。とある筋から入手しました。
たぶんそれなりに古いもの、80年代のモノだと思います。
恐らくアンスモークで、特に掃除することも無く使い始めました。

イケバナのスタンプは詳しいことを知っている人は中々おらず、
またどうも統一性も怪しいもので、具体的に何年のものか判断はつきません。
恐らくAはグレード、SはサンドブラストのSでしょう。
イケバナのグレードはアルファベット順で、Aが一番低いので、
それのサンドブラストですから、グレードとしては一番低いイケバナだったと思います。
0/106の指すところは不明です。

一応金魚型になるのでしょうか、小さくてコロンとしています。
シャンクはあまり絞られておらず、これもイケバナの特徴だと思いますね。
イケバナはあまりシャンクを絞ったり、エッジを立たせようとしないような傾向が見えます。
恐らくは福田さんの趣味なんでしょう。
こういうキャッツアイ・シャンクも全くと言っていいほど見ません(イケバナに限ったことではないですが)。
最低グレードでもグレインはしっかりしています。流石はハンドメイドラインと言うべきでしょうか。
まだ吸われもせずにほっとかれた木が起きていないのか、
それとも旧時代の保護カーボンのせいか、固い味がしますね。
味の評価は先送りとなりそうです。

この時代のイヴァルソンやミッケのコピーのようなパイプを作っていた時期のイケバナは僕の好みとするところです。
ダニッシュハンドメイドの全盛期だったようで、
ツトム(フカシロ)も同じようなデニッシュなコピーパイプを作っていたようです。
私としては、そのまま行くべきだったか、もしくは一部残すべきだったと思いますけどね。
今では反目するように、もしくは超えたとでも言うように、独自の路線を突き進んでいます。
とても伝説的なデニッシュパイプなどを手に入れるのは難しい今日、
本当にそれが買い手の望むところなのかはわかりませんが。
まぁ、そもそも貧乏人など相手にしているような雰囲気でもないですが。
イケバナでなくとも、デニッシュなラインのパイプを供給すべきだと僕は思いますね。 
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すっから缶

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写真は現行品で私が一番気に入っているタバコ、マクレーランドのStave-Aged35。
マクレーランド35周年記念で発売されたタバコで、中にはバーボン樽の破片が入っています。
タバコは甘く、香りは良くと大変素晴らしいタバコです。

私は普段あまりタバコを吸わないので、一缶吸い切るというのは中々珍しいことです。
今まで吸い切ったのはこのStave-Aged35と、同じくマクレーランドのNavy Cavendish、
Smokers' HavenのCognac、それとEscudeくらいしか記憶にありません。

気づけばパイプの数は増えましたが、吸ったことのある銘柄は全然増えません。
時折思い出したかのように着香モノを漁ったりもしますが、中々当たらず。
所詮バルクやらパウチやらは、どうしても味わいが落ちる印象が。
美味しいものは美味しいんでしょうけどね。
見つけたことは、ありませんが……。

アメリカでのタバコ販売規制が確定化している今になって焦ってもしょうがないと思い、
とりあえず好きなタバコを貯め始めていますが、
なんともつまらない時代になりそうで、なんだか気分もどんよりです。
美味しい銘柄を見つけても、将来それが恒久的に買えるかどうかは判りませんし……
「手に入らない消耗品」に価値を見出しても、きっと苦しいだけでしょうから。

規制が進んで残ったものから、探すほうが楽かなと、そんな思いで吸っています。
なんだか暗い話になってしまいました。

皆さんは常喫確保はお済でしゃうか?
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