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パイプフェスタ府中後記
来る2月17日。
パイプフェスタ府中に参加してきました。
撮った写真撮った写真が酷かったので、今回は少なめで……
自分はブースの設営がありましたので、少し早く8時半に現地入り。
自分のブースはいつもどおりのSix-Panel-Rhodesianのコレクションの展示を。
あとは足つきパイプを展示してみました。
いろんな方に声をかけていただき、本当にありがとうございました。
寝不足だった為、ロクにご対応できず申し訳ございません……。
次からはこんなことがない様に気をつけます。
と、実は寝不足ともう一つ原因がございまして。
それは午前中に参加させていただいた、ロングスモーキングのタイムトライアル。
開場の合図と共に、参加希望者先着15名は、各々が好きな席へ座り始めます。
気づけば見知った顔ばかりが同じテーブルに(^^;
練習などこれっぽちもしたことのない自分ですが、
それでも一応出れば参加賞ぐらいは貰えるだろうと、乞食精神で参加してみました。
タバコはアイメックスさんのビッグホーン。
前回の飛鳥や、前々回のセブンシーズよりは、遥かに吸い易そうに見えました。
と、いうのも、このタバコ吸ったことないんです。
もう初心者丸出しです。
実はロングスモーキングをするのは実質3回目。
一回目が一昨年のパイプフェスタ八王子。
結果は当然下から数えたほうが早く。ケツから3番目か4番目でしょうか。
どんな風に消えたのかも、イマイチ覚えておりません。
そして2回目がPierre smokes every day 2さんのピエール塩沢さんが、
毎月渋谷で開催されているTSCの例会に参加させていただいた時に。
このときもまぁ下から数えた方が早かったのですが、
それでも36分ほど吸えて、自分ではソコソコ満足していました。
そして今回。
寝不足でコンディションは最悪。
さらには開始十数分で酷い尿意を催しました。
自分が「トイレ行きたい……」とか「膀胱が……」と
何度も呟いていたのを知る人は多いと思いますorz
我慢しながらも競技を続け、一人脱落、二人脱落……
だんだんと人数は減っていきます。
膀胱と、そして火種と、
孤独対2の戦いです。
とても辛い戦いでした。
ふと周りを見回すと、すでに参加者は半分以下。
膀胱のほうにばかり気が行って、ただただ夢中で気づきませんでした。
ここまで来ると変な欲が出始めていまして、
後5分がんばろう、10分がんばろうとしているうち、
だんだん膀胱のことは忘れて行きまして、
気づけば残りは片手で数えられるほど。
すでに60分以上経過しており、
ロンスモ初心者の自分が1時間も吸えるなんて!(もう小水をそんなに我慢していたなんて!)と、
満足感と、驚きを感じたことを覚えています。
残っている参加者は自分以外は皆さん大ベテランです。
もうここまで来たら足掻いて見せよう!と、
とにかく火を消さないように燃やし続けました。
そしてついに自分を入れて3人。
この時点で自分はもう満足でありました。
しかし、どうせならキリのいい結果を出したい。
80分までは頑張って吸ってみよう、そう思っていた78分。
自分の火はすうと消えました。
余計なことをして火を消すまいと、怠ったタンパーワークのせいです。
火種はボウル下にまだ残っていた冠には移らず、
ボウルの右端で儚く消えてしまいました。
一瞬の出来事でした。消える前の予兆などはありませんでした。
なんともいえない微妙な達成感と、80分に届かなかった無念さ。
そして尿意と緊張感(笑)。たまにやってみると、ロンスモも面白いもんだなぁ!と
実感することが出来ました。とはいえ、自分はまだまだスモカーとしても若造も若造。
パイプクラブにお邪魔させていただくのは、もう少し先の話になりそうです。
3位ということで、認定証などをいただいてしまいました。
3位に入賞したおかげか、見知らぬさまざまな方からお褒めの言葉を頂まして、
いわゆるビギナーズラックだとは思いますが……
これからも年に数回、遊んで見たいと思います。
膀胱と戦いながらのロンスモに、寝不足による眠気。
もうオデノカラダハボドボドダ!といった感じでして、
目をつけていたパイプを何本か回収し、あとは椅子に座ってぐにゃり。
何十分かは眠ってしまいました。非常にもったいない時間でした。
何人かのお久しぶりにお会いしたかたとも、マトモに会話も出来ず……。
本当に残念で仕方ありません。
次回お会いしたときはたくさんおしゃべりいたしましょう。
そして〆にはいつものオークション。
今回も目玉品がズラり。
自分は待ってましたとばかりに残りの気力を全部つぎ込んだのでした。
そのパイプたちのご紹介はまた後日。
それ以前に、たまっているパイプもたくさんありますので……
ほとんど伏していたパイプフェスタではありましたが、
とても楽しい一日でした。
今回ご来場出来なかった方々も、是非来年はお会いいたしましょう!
Sasieni FOUR DOT NATURAL "BARCLAY"
Length: 136.5mm.
Weight: 28g.
Bowl Height: 44mm.
Chamber Depth: 38mm.
Chamber Diameter: 19mm.
Outside Diameter: 33mm.
COM
初サシエニ。
元々クラシックシェイプに興味のなかった自分は、
最近までこういったオールドブリティッシュモノには興味はあんまりなかった。
平凡なクラシック・シェイプに、見合う値段がついているとは到底思えなかったというのもあります。
シェイプはオーバルシャンク・ビリヤード。
シェイプ毎に名前が振られているのも面白いですね。
バークレイが知名なのか人名なのか解りませんけど。
(追記。サシエニのシェイプ名は、英国の町の名前だそうです)
自分の中でのビリヤード・ブームが巻き起こったとき、
ちょうどpiperackの更新で出てきたブツがこれで、
あまりのそのバランスの良さに、即刻注文してしまったパイプ。
しかし、届いてみて磨いてみると、
それほど深刻ではないにせよ焦げがあり、
なんとも気分の沈んだものですが、
吸ってみてビックリ。
ははぁ、なるほど、道理でサシエニに心頭する人もいるわけであるな、と、
簡単に実感することが出来ました。
木がいいのか、造りがいいのか。
リップスロットは広く、丁寧に作られています。
まぁ、何が何だか解らないのですが、美味いのです。うん、美味い。
下手な作家モノなんかより、確かに美味いです。
サシエニも、オイルキュアリングをしていたようで、
これがその味なのでしょうか?
古いパイプのことはサッパリ解りません。
これほどの喫味を持つとなると、
状態がよければ200ドル程度の値段がつくのは、
道理というか当然だなぁ、と思うのでした。
また好きなシェイプで状態がよければ欲しいですね。
杜隆清