Length: 145mm.
Weight: 67.9g.
Bowl Height: 51(+leg 5)mm.
Chamber Depth: 41.5mm.
Chamber Diameter: 23mm.
Outside Diameter: 45mm.
COM
チャンバー径23mm、深さ41.5mmの、まさに
バケモノ。
親指がスッポリ入ります。
グレインはやや中央をズレていますが、
それが表情の様にもなっています。
あまりに目が細かすぎて、深くブラストをかけることが出来なかったとのこと。
薄く緻密なリング・グレインがとても綺麗です。
ラフトップは、手が痛いほど棘々しく、掌に押し付ければ跡がつきます。
汚れたときに掃除できないのが困りものですが。
何より特筆すべきはその
「足」!
4本の足は決して平行ではなく、
左側は狭まり、右側は広がり、
そしてやや前かがみになっています。
これが更に生き物っぽさを表現していて、さすがと言った造型です。
間接部にまで手が入っているのには感服します。
足の利点?
実は以前に彼が作ったゴブリンの一本を参考に、オーダーしたものです。
昔彼が作ったパイプはコレなんですが、
後ろ足がくっついていたり、足先がスムースだったり、
少し短めであったりと、細部の違いはあります。
というのも、どうしても足を4本つけてくれ!という注文故に、
少し長くならざるをえなかったようです。
足先やシャンクエンドは、確かにスムースの方がカッコよかったかも、とは思いますが;
緑色のパイプなんて、気色悪く見えるかもしれませんが、
実際手に取ってみてみると、それほど悪い色では無いように思います。
むしろ自然ですらあるかと。
自分は「個性」があったり、「生物」っぽいパイプが大好物です。
そういった好みの中で、堂々と足をつけてしまうパイプと言うものに、
一瞬で心を囚われてしまいました。
チャンバーは大きいものの、最近はこういった大きなチャンバーを持つパイプとの
付き合いにも慣れてきました。
というよりは、昔ほど多くのタバコをボウルに詰めることがなくなったというべきでしょうか。
少ない量のタバコでも、適度に詰めるように出来るようになったことは大きな進歩です。
マウスピースがモールド故に、Talbertラインより安価なゴブリンですが、
特にエアフローには問題はありません。
スリットやカットに至るまで、見かけは確かに平凡ではありますが。
染料が熱に弱いのか、今やリムは九速茶色く染まり、
ボウル側面も段々と色が変化してきました。
写真にとって解るようになれば、その時はまた、別の記事に書かせていただきたいと思います。
オマケ
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