Askwith Sandblasted Chubby Billiard
Length: 114.81 mm.
Weight: 51.03 g.
Bowl Height: 51.31 mm.
Chamber Depth: 41.40 mm.
Chamber Diameter: 18.29 mm.
Outside Diameter: 39.88 mm.
COM
白木のサンドブラスト・チャビービリヤード。
非常に繊細で絶妙なサンドブラストは、
このパイプのふっくらとしたプロポーションを壊すことなく、
見事に白木の美しさを際立たせている。
前記のビリヤードとは違い、ステムがサドルになったことで、
そこに、銜えにくさや、扱いにくさは無い。
やがて、いい色に染まって行くだろう。
彼はそれなりにこういった美しい、白木のブラストのパイプを作る。
どうしても欲しいのならば、彼に直接連絡をとって、
製作を依頼してみる事もオススメする。
きっと快く引き受けてくれるだろう。
しかし、白木というのは、染みや大きなフローが出てしまうと、
一発アウトな難しいものなので、
シェイプ指定となると、大分時間がかかるかもしれない。
また、彼のパイプの良さは、値段が安いということだろう。
ラスティックなら150ドルから、サンドブラストでも200ドル~250ドルほど。
大きいものやいいものになってくると300ドル程度になってくるが、
この価格帯のパイプにしてはとても作りがよく、美しい。
300ドル、というのが、最近のハンドメイド・パイプの一般的な価格帯になりつつある。
これ以上、500ドル前後だと高級、700ドル以上だとよほど名のある作家モノか、
出来のすばらしい物に限られてくると思う。
1ドル100円計算で、パイプは一本3万円以下、という人が多いからか。
というよりも、造りの良く、味も良いパイプが、この価格帯で手に入ってしまうからか。
僕が特にオススメする、カヴィッキ、デュカ、セナトロフもこの300価格帯であり、
デュカとセナトロフにいたってはそれより安い。
そして、下手な高級パイプよりもずっと美味い。
まず、ハンドメイド・パイプの道に入るなら、高すぎず、安すぎずの、
このあたりの価格帯のものから試してみるとよいと思う。
追記12/7/20
最近、やたらと美味いパイプになってきました。
全然染まりはしないのだけれども、アスクウィズに対する評価を改めなければいけない。
前の記事で散々酷評してしまって、彼には申し訳ないと思っています。
それもこれも、自分の経験不足というか、喫煙技術の無さが生んだことです。
無責任ですが、自分のブログをあまり信用しないで頂きたい(笑)